独学で英語の勉強をしようとしても、まず何から始めたらいいのか迷いますよね。

とりあえず初心者向けのテキストを買ってやってみても、「チンプンカンプンですぐに飽きてしまう」なんてことあると思います。

初心者が英語の勉強を始める場合、「なんでもいいから英語に触れてみる」ではダメです

やみくもに問題集を解いても、わからなかったら答えを見て終わり。それでは上達できません。

「じゃあ何をすればいいの?」と疑問に思うかもしれませんが、確実に英語を上達させるには、いくつかのコツが必要となります。

私がそのコツに気が付いたのは、数々の失敗を繰り返した後でした。

「明日から全員英語で話すように」突然の上司からのメール

大学生を卒業した後、私は大手の金融会社に勤めました。

英語を使う場面は全くなかったので、一切英語の勉強はしなかったですし、学ぼうとも思っていま戦でした。

ですが、ある日会社のパソコンに突然上司から一斉メールがあり、そこにはこう書いてあったんです。

明日から社内では全員英語で会話をするように。そして今後は2ヶ月に1回TOEICを受けてもらい、その点数が今後の評価に加味されるようになります。」

メールを見た時、思わず「え?」と声が出ました。実際、周りからも「え?」「は?」「何これ?」という声がチラホラ。

誰一人英語を話せる人はいないのに、突然明日から英語で話せと言われても・・・

受けたこともないTOEICを急に受けろと言われても・・・

その後上司から詳しい話がありましたが、要するにグローバル世界の今の世の中で、英語ができない会社なんて評価されないから、みんなで英語を学ぼう!ということでした。

「英語の授業だってまともに受けたことがなかったのに、なんで今から英語を学ばないといけないんだ。」

そう思いましたが、仕事は仕事。上司からの指示に逆らうことはできません。

私はため息を吐きながらどうやって英語を勉強しようか、考えました。

全く上達しなかった勉強法

私が最初に実践した勉強法は、以下の三つです。

・英単語を1日に30個覚える

・参考書で英語のフレーズを1日に10個は暗記する

・1日1本映画か海外ドラマを字幕なしで観る

正直、勉強を始める前は「これだけやってれば上達するだろう」と思っていました。

でも、それが全く上達しなかったんです。

英単語を1日に30個覚える

まず、「英単語を1日に30個覚える」という方法。実際に初級編の英単語を30個並べてみると、こんな感じです。

abandon 諦める、放棄する

abandoned 捨てられた

ability 能力

able 〜することができる

abroad 海外へ

absence 不在、留守

absolute 絶対的な

abstract 抽象的な

academic 学園の

accelerate 加速する

bet 賭ける

bicycle 自転車

big 大きい

bill 勘定書き、請求書

bind 縛る、くくる

bird

birth 出生、誕生

bit 小片、細片

bitter 苦い

black 黒い

deal 扱う、関係する

dear 親愛なる

death

decide 決断する

decision 決断

decrease 減る

deep 深い、濃い

deeply 深く、濃く

deer 鹿

delay 延期する

どうですか?見ているだけでも、頭が痛くなってきませんか?私は、なりました(笑)

そうなんです、「単語をひたすら覚える」って退屈で仕方ないし、飽きてきてしまうんです

まず英単語を見た時に読み方がわからなければ覚えられないので、発音を調べるところからスタートすることもあります。

そうすると、30個全ての単語を頭に叩き込むには、かなりの時間が必要になるんです。しかも悲しいことに、次の日には半分くらい忘れてしまっています

それに、ただ単語だけを覚えたとしても、いざ文章を作ってみようとするとどうしたら良いのかわからず、「これじゃあ意味がないじゃん」と思い始めました。

その後私は2週間も経たないうちに、「1日で30個の単語を覚えるなんて無理だ」という結論に至りました。

参考書で英語のフレーズを1日に10個は暗記する

 

次に私が実践したのは、「参考書で英語のフレーズを1日に10個は暗記する」というものでした。

「英単語30個は無理でも、フレーズ10個くらいなら覚えられる!それに、フレーズだったらそのまま文章にも使えるし、なかなか良いアイディアかもしれない。」

そう思っていました。でも、すぐに挫折することになるんです。

どうしてかと言うと、例えば以下のフレーズを覚えたとします。

a piece of cake「とても簡単なこと」

これは、直訳だと「1ピースのケーキ」ですが、「1ピースのケーキを食べるなんて簡単だ」というニュアンスから、「簡単なこと」という意味合いになります。

ではこのフレーズを使って、「来週のテストなんてとても簡単だ」という例文を作ってみてください

どうですか?「え、急に例文なんて作れない」と思いませんでしたか?

そう、それが落とし穴だったんです

いくらフレーズを覚えても、文章にしようとするとどう言ったら良いかわからない、どう使えば良いのかわからない

単語を30個覚えようとした時と同じミスを、私はしてしまっていたんです。

1日1本映画か海外ドラマを字幕なしで観る

 

次に実践した勉強法は、「1日1本、映画か海外ドラマを字幕なしで観る」というものでした。

「これなら楽しんでできるし、ひたすら英語を聞くことになるから、嫌でも頭に入ってくる」と思ってたんです。

でも、全くの初心者である私が、いきなり字幕なしで映画を観ても、ほとんど英語を聞き取れることはありませんでした。

例えば、この映画の予告編を見てみてください。

 

 

内容が理解できましたか?私は最初、こうした短い予告編でさえ、内容を理解することができず、もちろん英単語も聞き取れませんでした。

こんな状態で映画を観ても、全然面白くないんです

英語もわからないし内容も入ってこないし、「なんの時間を過ごしてるんだろう」と考えながら、ただただ流れる映像を眺めていました。

ただ、なんとなく英語を聞いているだけで「勉強している気持ち」になっていて、この勉強法は1ヶ月ほど続けていたんです。

ですが、1ヶ月続けた時に、英語が上達するどころか、「言葉がわからなくても映像だけで楽しもうとしている自分」がいることに気付き、これではダメだと思いました。

英語の勉強に失敗した理由まとめ

 

私が英語の勉強に失敗した理由をまとめると、このような感じになります。

短時間で詰め込みすぎた

ただ暗記をしただけで使えるようにならなかった

映画を観ただけで英語を勉強した気になっていた

英語は言葉なので、いくら単語やフレーズを覚えても使えなければ意味がありません。

また、英語を聞いている時間が長いからと言って、それを理解したり、聞き取ろうとする努力をしなければ、英語が上達することはないんです

このような失敗を経験して、私は改めて自分の勉強法を見直してみました。

失敗を繰り返した私が英語を上達させるために行った勉強法

英語の勉強法で失敗を繰り返してきた私ですが、失敗の経験を生かし、必死に勉強法を考え直しました。

そして、必ず英語が上達する勉強法を、見つけることができたんです。その方法について、お伝えしていきます。

単語とフレーズはインプットとアウトプットの繰り返し

 

単語とフレーズは覚えるという作業のインプットだけではなく、アウトプットが重要だと考えるようになりました。

例えば先ほど例に挙げた「a piece of cake」(とても簡単なこと)ですが、このフレーズだけを覚えるのではなく、まずは実際はどのように文章として使われているのか、調べるようにしたんです。

Today's exam was a piece of cake.(今日のテストは簡単だった)

This job is a piece of cake.(この仕事はとても簡単だ)

That's a piece of cake.(それくらい簡単なことだよ)

いくつも例文を調べると、だんだんと使い方がわかってきます。

「そうか、a piece of cakeの前には、何が簡単だったのかの主語をつければいいんだ。」

そうして使い方が理解できたら、今度は自分でも例文を作ってみるんです。

That was a piece of cake.(それはとても簡単だった)

Today’s job was a piece of cake.(今日の仕事はとても簡単だった)

自分で調べてみた例文を応用してもいいですし、新たな単語を加えて作ってみてもOK。

このように、インプットとアウトプットを繰り返し行うと、文章をして英語を身につけることができ、しかも応用が効くようになります

文法はテキストを使ってひたすら問題を解く

 

次に文法ですが、英語は日本語の文法とかなり違うことに気付きました。

そこで私は学生の頃に文法の授業があったことを思い出し、高校生の頃に使っていた問題集を実家から送ってもらって、それをやってみることにしたんです。

すると、大人になってから問題集を解いてみると、意外にもわかりやすくてスラスラ解くことができました。

ただ、一冊終わったからと言って全ての文法が頭に入るわけではないので、これも繰り返しが必要になります

同じ問題集を何度もやってもいいですし、違う問題集をいくつか買ってやってみるのもアリです。

ちなみに私は高校生の時に使っていた問題集が終わったら、下記の問題集をやっていました。

https://www.amazon.co.jp/英文法初級問題集-大学入試ニュー・チェック-山田-弘/dp/4566048683

「大学入試」なんて書いてあると難しい感じがしますが、難しい単語は一切使われていません。

解説もとてもわかりやすいので、ぜひ使ってみてください。

発音はネイティブの真似をする

 

少しずつ英語が身についてきた時、少しずつ社内でも英語で会話が交わされるようになりました。

その中で、ある上司の英語の発音がとても綺麗で、かっこいいなと思ったんです。

そこで上司にどうやって勉強したのかを聞いてみたところ、「ネイティブの真似をしてみた」と言っていました。

なので私も、海外ドラマに英語の字幕を付けて、実際にネイティブが話してから一時停止をして、字幕を見ながら同じように発音をしてみる、ということをしてみました。

すると、少しずつ苦手だった「R」の発音ができるようになったり、強弱の付け方リエゾン(単語と単語の繋げ方)の仕方もわかってきたんです。

英語を話す上で、やっぱり発音はかっこよく話したいので、少しずつ自分の発音がネイティブに近付いているような感覚が、とても嬉しかったです。

実際に、勉強法を教えてくれた上司から褒められたり、同僚からも「あれ?なんか急に英語うまくなったね」と言われました。

〜中級編〜基礎が身についたら英語を話す機会を作る

こうして私は単語やフレーズ、文法、発音という英語の基礎を、約半年間かけて身につけることができました

最初は400点台だったTOEICも、半年後には630点にまでなっていたんです。

そして、基礎を身につけたあとは中級編として、英語を話す機会を作るというのをオススメします。

基礎が身についていないとなかなか難しいですが、やはり実際に英語を話す機会があると自然にアウトプットができるので、上達が早いです。

私の場合は社内で英会話が交わされていましたが、みんな初心者だったので、上達させるにはあまり適した環境ではありませんでした。

なので、英会話教室に通うようにしました。今はたくさんの英会話教室がありますが、正直どこも変わりません。

大切なのは、自分自身がいかに学ぶ意思があり、そして継続できるかというところです。

そのため、自分に合った英会話教室を見つけて、積極的にネイティブの先生と話すようにしましょう

英語は楽しく学ぶのが一番!

ここまで英語を上達させる方法をご紹介しましたが、英語は楽しく学ぶのが一番です

楽しくなければ続けられませんし、上達もしません。

逆に楽しければ続けられますし、その分上達も早くモチベーションを保つことができます。

映画やドラマから学ぶのもよし、洋楽を聴いて歌詞を調べてみたりするのもよし

私が特にオススメなのは、youtubeです。

無料で英会話を学ぶことができますし、個性豊かなクリエイターが色んな方法で英語を教えてくれるので、映像としても楽しめます。

「英語を上達させないと」と意気込んでストレスになってしまう前に、自分自身が続けられる英語を勉強できる方法を見つけ、楽しみながら英語を学んでいきましょう!

 

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