英会話を上達させたいと思った時、英会話教室に行ったりするべきなのか、それとも独学で大丈夫なのか、気になるところですよね。

私自身、英語を勉強しようと思った時に、まずどうやって学ぶのが一番効果的なのか、とても悩みました。

でも実は、英会話の上達は独学で十分可能です!

10年以上前のことになりますが、私は完全に独学で英会話を取得し、今では週末に通訳の仕事をしています

ただ、勉強法が間違っていると、いつになっても上達しない、ということになってしまうので注意が必要です。

そこで本日は、独学で英会話を上達させるための、正しい勉強法についてご紹介します。

独学で英会話の上達ができない理由

まず、独学で英会話の上達がなかなかできない場合、その理由について説明していきます。

短期間を学ぼうとするから

1つ目の理由は、短期間で学ぼうとしているからです。

ネットの広告などを見ていると、よく「3ヶ月で英語がマスターできる!」などというキャッチコピーが目に入ります。

ですが、3ヶ月で英語がマスターできるかと言われると、正直なところかなり厳しいです

もし仕事をしていなくて、1日中英語の勉強に時間を費やせるとしても、人の集中力はせいぜい30分ほどしか持ちません

また、暗記した記憶は24時間経てば70%以上抜けていってしまうので、1日で詰め込む情報には限界があります

だからこそ、短期間で英会話をマスターしようとするのは難易度が高く、不可能に近いと言えるでしょう。

基礎が身についていないから

2つ目の理由は、基礎が身についていないからです。

例えば、全くのサッカーをやったことない人が、急に試合に出ろと言われても、何もできずに終わってしまいますよね。

それは、サッカーのルールもわからなければ、経験もないため自分が何をすべきかわからないから!

英会話も、それと同じです

英語には英語のルールがあり、日本語とは全く違います

そのルールや基礎を理解していないのに、急に「英語を話してみよう!」と思っても、できません。

英会話を上達させようと思ったら、基礎を身につけるのが絶対条件です

コロコロ勉強法を変えるから

3つ目の理由は、コロコロと勉強法を変えてしまうということ

学生の頃、私は世界史が大の苦手で、頑張っても頑張っても暗記できなかったんです。

そこで先生に相談したところ、「どうやって勉強してるの?」と聞かれたので、私は自分がやった勉強法を全て伝えました。

・参考書をノートに書き移す

・重要単語を単語カードに書いて暗記する

・問題集をやってみる

これを、1ヶ月でやってみたと伝えたんです。

そしたら先生から、「まずはどれか一つだけ、3ヶ月継続しなさい」と言われました。

それ以上何も教えてくれない先生にちょっとがっかりしましたが、言われた通り「問題集をやってみる」だけに絞って、3ヶ月継続してみたんです。

そしたら、嘘のようにやったところが覚えられるようになって、世界史の成績がぐんっと上がりました。

このように、ちょっと勉強をして効果が出ないからと言って勉強法を変えると、また1から振り出しに戻り、全く上達できません

短期間で効果が出なくても、最低でも3ヶ月は一つの方法で継続してみましょう。

大事なのは段階を踏むこと


英会話を独学で上達させるには、無理に短期間で詰め込むのではなく、十分な時間をとって段階を踏むことが大切です。

どんな段階を踏むべきかと言うと実は、会話自体を学ぶのは一番最後の作業です。

それよりも前に学ぶべきことがたくさんあるので、まずは基礎から学んでいきましょう。

順番は以下です。

リスニング→文法→単語→発音→会話

この順番を守りつつ、着実に英会話を上達させていきましょう

リスニング力を身につける


まずは、リスニング力を身につけることから始めていきます。

全てを聞き取ろうとしない

リスニング力を身につける時は、全ての文章を聞き取ろうとしなくてOK

最初から全ての文章を聞き取るのは無理ですし、時間がかかってしまいます。

それに、リスニング力を身につけるということは、「意味がわかるようになればいい」んです。

例えば、

「What is your job?(仕事はなんですか)」

と聞かれた時、What is your が聞き取れなくても、job(仕事)だけ聞き取れれば、なんとなく仕事のことを聞かれたと理解できますよね

このように、大事なのは意味がわかるようになることなので、全てを聞き取る必要はありません

強く発音されたところを聞き取る

英語をリスニングする上で大切なのは、「強く発音された単語を聞き取る」ということです。

日本語は話す時にあまり抑揚がありませんが、英語はどんな文章を話す時でも必ず強弱があり一番相手に伝えたいところを強く発音します

例えば先ほど例に出した

「What is your job?(仕事はなんですか)」

だと、

「What(何)」

「job(仕事)」

だけ相手に伝わればいいので、is yourの部分はほとんど聞こえないくらいにしか発音しません

そのため、聞こえなかった部分は気にせず、聞き取れた単語だけを拾って意味を考えるようにすると、徐々にリスニング力が上達していきます

リスニング力を上達させるオススメアプリ

私が実際に使っていた、リスニング力を上達させるためのオススメアプリをご紹介します。

voicetubeという台湾発のアプリなんですが、日本でもかなり人気が出ていて、利用者が増えてきています。

このアプリはYouTubeに上がっている動画に、日本語と英語の字幕を付けてくれていて、動画で話を聞きながら同時に字幕を確認することができるというものです。

聞き取れた単語が合っているかどうかは英語の字幕で確認でき、自分が思った日本語の意味が合っているかどうかは日本語の字幕で確認ができるので、まさに一石二鳥

また、レベルに合わせてスピーキングの練習もできるため、続けていると上達が目に見えてわかるようになり、自信もつきます。

YouTubeなので自分が好きなジャンルの動画を見ることができるのも、オススメポイントの一つです。

でも、ついつい動画を楽しんで英語の勉強を忘れちゃうこともあるので、気をつけてくださいね。笑

文法を身につける


リスニング力が身についてきたら、次は文法を学ぶ番です。

参考書は必要なし

まず、文法を学ぶのに参考書は必要りません

これは私の失敗談から言えることなんですが、文法は暗記するものではないので、いくら参考書を眺めていても、英語の上達にならないんです。

私は何冊か買って、結局身にならず無駄にしてしまいました。

文法は「暗記」ではなく「感覚を身につける」

考えてみれば、日本語も中学生になるまで、文法なんて勉強した事なかったですよね。

それでも話せていたという事は、文法は頭で理解するものではなく、体で覚えるべきという事なんです

いくら頭で文法を理解しても、それを使えなければ意味がありません。

そして使えるようになるためには、実際に文法を使ってみるしかないんです。

とにかく問題集で問題を解きまくる

そこでもっとも良い勉強法が、「とにかく問題集を解きまくる!」です。

単純のように思えますが、文法の問題をとにかく解きまくる事で、自然と体に文法が身についてきます。

例えば、英語と日本語では語順が異なるという事は知っていますか?

日本語で「私は今日アイスクリームを食べたいです。」という文章があったら、

英語では

「I want to eat some ice-cream today.」

となり、

「私、食べたい、アイスクリーム、今日」の語順になります。

このような日本語との違いを身につけるには、問題集を解きながら何度も自分で英語の文章を作ってみて、感覚を身につけるしかありません

徐々に感覚が身についてくると、文法が違う文章を見た時に「何か変だな」と違和感を感じるようになります。

この違和感を感じるようになったら、もうあなたの体に文法が染み付いている、という事です!

オススメ文法問題集

私が独学で勉強した時に「これいいな」と思った、文法問題集をご紹介します。

「一億人の英文法」 〜すべての日本人に贈る「話すため」の英文法〜

引用:「一億人の英文法」 〜すべての日本人に贈る「話すため」の英文法〜

これは、まさに私が言った「感覚を身につける」事ができる問題集です。

解説もわかりやすいので初心者でも安心ですし、これ一冊でほとんどの文法を網羅する事ができます。

単語力を身につける


文法が身についたら、次は単語力を身につけていきましょう。

単語一つ一つを暗記しても上達しない

単語は、一つ一つの単語を覚えようとしても、なかなか上達しません

なぜなら、一つの単語には複数の意味があり、状況によって使い方が全く違うからです。

「make」という単語一つとっても、他の単語との組み合わせ方によっては「作る、建設する、創造する、運命づける、適させる、整備する⋯」など、たくさんの意味があります。

これを全て覚えたとしても、使い方がわからないと今度はその使い方も覚えなければならず、二度手間になります。

単語は文章で覚えよう!

単語は一つ一つで覚えるのではなく、文章で覚えるようにしましょう。

先ほどの「make」であれば、このような文章があります。

「I make sandwiches.」(私はサンドイッチを作ります)

「He was made to be an actor.」(彼は天性の俳優だった)

「She made a bed.」 (彼女はベッドを整えてくれた)

このように、文章として単語の意味を身につけておくと、いざ自分がその単語を使って文章を作ろうとした時に、すぐに文章が作れるようになります

単語力を上達させるには映画や海外ドラマが最適

単語力を上達させるには、映画や海外ドラマで実際に使われている英文を使うのが最適です。

特にファミリー向けのものや日常を描いたものは、普段からネイティブが使っている文章がそのまま出てきます

そのため、簡単な例文であれば、そのまま暗記してしまっても英会話が上達し、話せる文章が増えていきます

私は映画や海外ドラマを使って勉強をするとき、まずは日本語字幕を付けて見る事で内容を理解し、そのあと英語の字幕を付けて、単語を聞き取りながら文章を確認していました。

初心者の場合は同じやり方でいいと思いますし、上級者になってきたら初めから全ての字幕なしで見てみて、自分の英語力を確かめてみても良いかもしれません。

発音を身につける


次は、いよいよ英会話をするための準備に入るため、発音を身につけていきます。

ネイティブの発音を真似る

発音を身につけるには、ネイティブの真似をするのが一番です。

よく、小さい頃から言語を勉強していると発音が良いと言いますよね。

これは、子どもは頭で理解するよりも、大人の真似をする事で言語を取得しているためです。

なので、頭で考えるのではなく、耳で発音を聞き取り同じように発音できるまで何度も何度も繰り返し練習しましょう

最初のうちは映画や海外ドラマを参考にしない

発音を学ぶ時、最初のうちは、映画や海外ドラマを参考にするのはオススメできません

私は発音を学ぶ時にまず映画から学ぼうとしたんですが、出てくる登場人物によって発音が全く違ったので、戸惑ったのを覚えています。

映画や海外ドラマというのは、アメリカ英語・イギリス英語・オーストラリア英語など、様々な地域で話されている発音が混ざっています

また、母国語が英語ではない方もたくさん出てくるので、発音が統一されていません

そのため、映画から学ぼうとしても発音がバラバラになってしまい、上達するのは難しいんです。

発音を身につけるオススメ勉強法

ではどんな方法で発音を身につければ良いのかと言うと、とってもシンプル!

たった一文だけを決めて、その日3分間ひたすらその文章を反復練習する、という事です

「どういう事?」と思うかもしれませんが、発音を身につけるといっても、すでに発音ができているものも多いので、全ての単語を練習する必要はありません

「r」「th」「f」「v」など、日本語にはない発音に絞って発音練習をすれば、あっという間にネイティブなみの発音が身につきます

私のオススメは

「I have written three letters for my mom.」(私はお母さんに3つの手紙を書き終えました)

という文章です。

脈絡は何もないですが、日本語にはない「r」「th」「f」「v」全ての発音が入っているため、この文章を毎日練習するだけでも、発音がぐんっとよくなります!

一つ一つの単語は、https://ejje.weblio.jp/で調べるとすぐに発音を確認する事ができます。

ここまできたら実際に英会話のトレーニングができる!


リスニング力、文法、単語、発音が身につきました。

ここまできたら、やっと実際の英会話トレーニングができるようになります

とにかく積極的に英語を話すようにする

英会話のトレーニングをするには、英会話教室に通うか、もしくはアプリなどを通して実際にネイティブと会話をする機会を設けましょう。

リスニングを鍛えるためには英語を聴く事、発音を鍛えるためにはひたすら発音をする事が大切です。

となると、会話力を身につけるには、実際に会話をする事が重要になってきます。

もし友達に英語が話せる人がいたらその人でも良いので、とにかく日常で英語を話す時間を作り、英会話を上達させていきましょう。

初心者の場合は一対一でないと上達が遅くなる

英会話教室に通うとなると、複数の授業も多いと思います。

ただ、複数のレッスンだと自分自身が発言する時間は限られますし、思うように講師と会話をする事もできません。

そうなると、せっかく英会話教室に通っていても肝心な「会話」ができないので、上達が遅くなってしまいます

もし英会話教室に通うのであれば、慣れるまで一対一のマンツーマンで指導してもらい、英語を発する時間をなるべく多く取るようにしましょう

レッスンは録音してあとで復習

英会話を上達させるためには、とにかく話す機会を設けるという事と、もう一つ大切な事があります。

それは、「アウトプットをする」という事です。

レッスンを受けていると、新しい単語を覚えたり、間違いを指摘される事もあるでしょう。

その新しく覚えた事というのは、そのあとアウトプットをして復習をしなければ、すぐに忘れてしまいます

逆にいえば、忘れないうちにアウトプットをしておくと、記憶としてちゃんと残るので、英会話が上達していきます。

ただ、全てレッスンの内容を覚えるのは大変なので、可能であればレッスンを録音しておくと、あとで家に帰ってからもう一度復習できるので、とても良いです。

録音が難しい場合は、新しく覚えた事をノートにしっかり書いておき、家に帰ってから復習するようにしましょう

独学で勉強する時のコツ


ここまで英会話を上達させるための勉強法をご紹介しましたが、私自身が独学で勉強していた時、「これが必要だった」と思うコツについてお伝えします。

モチベーションを保つ工夫をする

まずは、モチベーションを保つための工夫をしましょう。

私は1年後に留学が控えていたので、その日までになんとか少しでも英語を身につけたい、という目標がありました。

プレッシャーにも近い目標でしたが、それがあったおかげで勉強を続ける事ができ、モチベーションにもなっていたと思います。

ですが、目標が何もないまま勉強をしても、なかなか上達しないと苦痛になったり、忙しくて徐々に後回しになり、結局やらなくなってしまう、という事も多いはず

そうならないためにも、あなた自身が英語を勉強するというモチベーションを保てるよう、しっかりと目標を立てるようにしましょう

学習時間は毎日30分程度でOK

次に、学習時間は毎日30分程度にしてください

新しい事を始めるときって、最初は気合が入るのでつい何時間も勉強しようとするんですよね。

私も、最初の1週間は毎日3時間ほど勉強していました。

でも、続かなかったんです。

結局忙しくなって時間が取れなくなり、3時間から30分に短縮されてしまいました。

ただ、30分になっても上達のスピードはそれほど変わらず、むしろ限られた時間で勉強するので集中して勉強する事ができたんです。

このように無理に長時間勉強するよりも、自分が続けられる程度の時間で設定するようにしてください。

自分に合った勉強法を見つける

最後に、自分に合った勉強法を見つけるというのも、大切な事です。

英会話を学ぶ方法なんて、無限に存在します!

本屋に行けばたくさんの参考書や問題集があり、ネットを開けば英会話アプリがあり、英会話教室も全国にたくさんありますよね。

どれもこれも、継続すれば必ず上達します

ですが、自分に合っていない方法で勉強をしても継続できず結局上達しないまま時間とお金が無駄になってしまうんです

本でもアプリでも映画でも、なんでもいいです!

自分が「これなら続けられる」と思える勉強法を見つけ、楽しく学習してみてください。

それがもっとも英会話を上達させるコツになります。

まとめ


いかがでしたか?

独学で英会話を上達させるのは、難しいと思うかもしれません。

私も、昔はそう思っていました。

ですが、しっかり段階を踏んで学習していく事で、必ず英会話は上達しますし、英語を話せるようになります。

目標をしっかり立てて自分に合った勉強法を見つける事で、楽しみながら勉強していきましょうね!

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