突然ですが、“nor”の使い方をご存知ですか?

ネイティブにとっても使いこなすのが難しいとされる“nor”。
英語が母国語ではない私たちが理解するには、多少時間がかかるかもしれません。

ですが“nor”を使えるようになれば、
英語を話している時にとってもお洒落な印象を与えます。

今回は、“nor”の使い方についてご紹介します!

“nor”の意味は?

“nor”は、関係接続詞で否定節にさらに否定節を付けたい時に使用します。

”or”の否定形と考える人も多いのですが、その考え方はちょっと危険です。

“neither…nor.”とは?

“nor”と”neither”という2つの単語は、親友という感じで考えれば分かりやすいでしょう。
同じ文章の中にセットで用いられることが多いからです。

“neither…nor.”
これは否定文のみで使われます。
肯定文では、” either…or”が使われます。


Neither A nor B.
=AもBも…ない。
AとBの部分には名詞、代名詞でも動詞でも置くことができます

I like neither pizza nor pasta.
私はピザもパスタも好きじゃない。
(Neither 名詞 nor 名詞.)

I can neither dance nor sing.
私は、踊る事も歌う事も出来ません。
(Neither 動詞 nor 動詞.)

I read neither books, nor newspapers, nor magazines.
私は、本も新聞も雑誌も読みません。
(“nor”は、2回続けて使うこともできます。)

Neither my cat nor my dog likes bananas.
ネコも犬もバナナが好きじゃない。
(文頭にも置くことができる)

“neither…nor.”の使い方、ここまでは難しくありませんよね。
さらに“neither…or.”という組み合わせが正しくないという事を理解すれば使いこなせる
ようになります。

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しかし、さらにもう1つ使いにくいポイントがあります。

それは、動詞の人称と数を一致させるという法則です
“Neither A nor B.”という構文が文頭に使われる時、
後に続く動詞は”nor B.”という部分と一致しなければいけないのです

Neither you nor I am happy.
私もあなたもしあわせではない。

この文章でのbe動詞は”you”ではなく、”I”と一致することになるため、”am”
使われています。

“neither…nor.”のバランス

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メリハリの効いた英語を書くためには、“neither…nor.”のバランスには気をつけましょう。

“Neither A nor B.”を使う時、Aが名詞ならBも名詞にした方がキレイな英語の印象を与えます。
2つの動詞、2つの形容詞と置くと、響きが良くなるのです。
ルールではありませんが…響きも良くなり、バランスが取れるので。

My son will eat neither his apple nor drink his apple juice.
私の息子はりんごを食べないし、りんごジュースも飲まない。

“nor”の後に、動詞が使われているのが分かりますよね。
ですが、”neither”の後には名詞が使われています。
この文は、簡単にキレイに直す事ができます。

My son will neither eat his apple nor drink his apple juice.

こちらの文章の方が、メリハリが効いていますよね。

“nor”だけでも文章に出てきます

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“nor”と”neither”は親友のような関係ですが、”nor”は1人でも活躍します。
多くの場合、”nor”で文章が始まります。

He does not eat meat. Nor does he eat fish.
彼は肉を食べません。それに魚も食べません。

A: I don’t like you!
B: Nor do I!
A:あなた嫌い! B:私も!

否定文の後に、他の否定文を付けたい時に(後に続く文)”Nor”で始めることができます。

“nor”の落とし穴

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最初に、“nor”は、”or”の否定形と考えるのは危険と言ったことについて。
これは、“nor”と”neither”の組み合わせは頻繁に使われますが、“not”と”nor”の組み合わせもたまに見かけますよね。
この2つの組み合わせのルールは大きく異なります。

ネイティブじゃない人に限らず、ネイティブでさえよくこの落とし穴にはまります。

I am not interested in pizza or pasta.
I am not interested in pizza nor pasta.

この2つの文章のうち「私はピザにもパスタにも興味がありません」と言いたい時は、
どちらが正しいでしょうか?

正しいのは、上の文章なのです。
この文には、” I am not interested in A or B.”という構文があります。

Bが名詞/副詞/形容詞の場合は”or”を使い、
Bが動詞なら”or”・”nor”のどちらかを使うことができます。

 

conjunctions[1]

She didn’t run fast or efficiently.
彼女は遠くも走れないし、走り方が効率的ではない。
(AとBは副詞なので、”or”だけが使える。)

Jane will not go outside nor even use the telephone.
Jane will not go outside or even use the telephone.
ジェーンは、外に出るのを断ったり、電話を使う事までも断ったりします。
(AとBは動詞なので、”or”か”nor”どちらでも使うことができます。)

AとBが動詞の場合、”or”か”nor”にするか判断の決め手は、響きです。
響きというと難しいかもしれませんが、
文を強調したい時はとにかく”nor”を使うことをおすすめします。

“not ___or” と“not____nor”の使い方は身に付けるのは難しいですね。
英語の本を読めば読むほど正しい使い方が身について行くのではないでしょうか。

自然と使えるようになるまでは、
"or"=節が名詞・副詞、形容詞
”nor”か”or”=節が動詞

というルールを頭に入れておくと安心です。

 

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まとめ

いかがでしたか?

“nor”を理解するのは難しく時間がかかると思います。
しかし、使えるようになればお洒落な印象を与えてくれるので、
この機会にじっくりと身に付けてみませんか?

今回まとめた事を参考に、正しい使い方を身に付けて頂けたら嬉しいです。

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