
4月16日、海外アメリカタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんが選ばれました。
日本人での入賞は作家の村上春樹さんと近藤麻理恵さんの2人で「芸術家」部門での入賞となりました。
近藤さんの苗字から、海外で片付けの方法を動詞化してレポーターが片付けをしている
状況を「Kondoing」と言っているのが印象的です。
今回は海外のメディアで発信されている近藤さんの情報から、人生がときめく片付けの英語フレーズをお送りしていきます。
ちなみに、「世界で最も影響のある100人」は英語で「The most influential people」
"influential" というのが"影響力のある"という意味になります。
"世界で" という表現が英文に入っていないので、日訳するときに付けられたものでしょう。
話題の英語版がこちら・・・
英語版では"人生がときめく片付けの魔法" = "The life-changeing magic of tidying up"
と訳されています。2 MILLION COPIED SOLDと記載されているので、
この時点で200万売れていることになります。
日本の原書よりもかなりすっきりしたデザインとなっています。
Wall Street Journal
Marie Kondo and the Cult of Tidying Up
http://www.wsj.com/articles/marie-kondo-and-the-tidying-up-trend-1424970535
動画で近藤さんについて紹介しているWSJレポーター:ジェニファーの会話が見られます。
一箇所に物をすべて集めて一つづつ手にとった瞬間にこの質問を投げかけます
"Does it spark joy?"
そう。それを持っていてときめくかどうか。
ときめくかどうか。
"Anything doesn't spark joy, you get rid of it."
もし、それを持っていてときめかないとしたら・・・
そう。あなたはすべて捨てるしかないんです。
”get rid of it"は捨てること、手放すことを表します。日本では"throw away"と覚えることが多いですが、
"Throw away"の方がゴミをゴミ箱に捨てるときのニュアンス。
"get rid of it"は持ち物を手放すというニュアンスが強いです。
それは直感で?
そう直感で判断します。動画の中でキャスターがレポーターに向かって、
「クライアントの一人がご主人に向かって、ときめかない場合はどうしたらいいの?」
なんてジョークで盛り上がっていましたが、
それもGet rid of itするしかないのかもしれません。