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英語で知るデイビッド・ボウイの魅力。音楽への感謝と変化に隠れた心

 2016/02/05 トレンド・ニュース
この記事は約 11 分で読めます。 493 Views

Hi there! It’s Amy!

皆様冬真っ只中ですが、お元気でしょうか?
前回に引き続き、先日亡くなったイギリス人シンガーソングライターのDavid Bowie(ディビッド・ボウイ)ついて。

※前回の記事はこちら

 

個性的でクールなファッションとともに、
常に自身を変化させることで新しい音楽表現を追求し、
今日の音楽に大きな影響をもたらしたボウイ。

今回は彼が残した多くの言葉の一部から
彼がどんな人物だったのかを読み解いていきましょう。

以下、日本語訳は全て私、Amyによるものです。
では早速参りましょう!

 

音楽は多くの親交のきっかけとコミュニケーションの極み

Music has given me over 40 years of extraordinary experiences.
I can’t say that life’s pains or more tragic episodes have been diminished because of it.
But it’s allowed me so many moments of companionship when I’ve been lonely and a sublime means of communication when I wanted to touch people.
It’s been both my doorway of perception and the house that I live in.

I only hope that it embraces you with the same lusty life force that it graciously offered me.

 

”音楽は40年以上に渡って、私に驚くべき体験を与えてくれた。
音楽によって人生の痛みや、さらなる悲劇的な出来事を減らしてきたとは言えない。
しかし音楽は、孤独だった私に、本当にたくさんの親交の機会と、人々と触れ合いたい時のコミュニケーションの極みとしての意味を認めた。
音楽は私の知覚の玄関と私が暮らす家の両方になった。
私はただ、音楽が私に優雅に提供したものと同様の活発な生命の躍動であなたたちを抱きしめることを願います。”

1999年5月に米国ボストンにあるバークレー音楽大学にて。
https://www.berklee.edu/commencement/past

読み解くポイント

extraordinary 「異常な」「並外れた」
diminish「〜を減らす」

companionship 「仲間付き合い」「親交」

sublime 「崇高な」「最高の」
名詞ではtheをともなって「極み」「極致」で口語的には「すごい」「えらい」の意味。

graciously 「優雅に」「美しく」

 

david 2 copy


私の音楽は私自身の思い
を表現してくれた

I had to resign myself, many years ago, that I’m not too articulate when it comes to explaining how I feel about things.
But my music does it for me, it really does.

 

”何年も前に、私は私自身を辞めるべきだった。
私はちゃんと自分の思想を表現できる人ではとてもなかったから。
自分が物事をどう感じるかを説明する時が来るときまでね。
でも私の音楽は私にそうしてくれた、本当に。”

2002年のインタビューでの発言です。
http://www.concertlivewire.com/interviews/bowie.htm

自分を辞めたいと思ったこともあったけれど、
音楽がボウイにとっては自分自身であると同時に、
人々とのコミュニケーション方法になっていたのですね。

読み解くポイント

resign「〜を辞職する」「〜を止める」

articulate 「はっきり(ちゃんと)ものが言える」「思想を表現出来る」「歯切れの良い」などの意味です。

david youngest copy
次は歌詞から学んでいきましょう。

見知らぬ物にむきあって

Turn and face the strange.


”振り返って、未知なる物に立ち向かえ”

日本語訳をするならこんな感じでしょうか。
私が影響を強く受けた大好きな曲の一つ「Changes」の歌詞の一節です。

他者と違う自分の個性から目を背けたり、
知らないことに挑戦することは勇気がいりますよね。

Bowieは常に自分の音楽性やファッションを変えつづけ、新しい物に挑戦していました。
この一節だけでも彼の独特さがにじみ出るようです。

読み解くポイント

strangeは「奇妙な」「一風変わった」「不思議な」「得体の知れない」などという意味で
形容詞の役割を果たしますが、
theをともなって使用されると、名詞のような役割になります。
歌詞で良く見かける気がします

空からやってきて、びっくりさせてしまうかもしれないけど

There’s a starman waiting in the sky
He’d like to come and meet us,
But he thinks he’d blow our minds.

「Starman」の一節です。
”空で待っているのはスターマン
彼は私たちに会いたいと思っている
けれど彼は私たちを驚かせてしまうと思う”

自信に満ちあふれているように見えたボウイですが、
実は臆病な一面もあったようですね。

読み解くポイント

‘d(would) like to 〜「〜したい」で、wantよりも控えめに、
「出来れば〜したい」と思っているイメージですかね。

blow one’s mind は口語的で「〜を驚かせる」の意味。
某有名オーディション番組などで審査員が驚きながら発言する時に聞いたりします。

He blows my mind!
彼には驚かされる!

Jimmy; Did you hear Sam got married?
Sakura: Yeah, it blew my mind.

ジミー:サムが結婚したの聞いた?
サクラ:ええ、ビックリしたわ。

david hat copy



私たちは完全無欠の初心者

Nothing much could happen
Nothing we can’t shake
Oh we’re absolute beginners
With nothing much at stake
As long as you’re still smiling
There’s nothing more I need
I absolutely love you
But we’re absolute beginners.
But if my love is your love
We’re certain to succeed.

”たいしたことは起きないだろう
私たちがは何もない
ああ、私たちは完全無欠の初心者だ
賭けられるものは何もない
君がまだ微笑んでいる限り
それ以上に私に必要なものは何もない
私は君を本当に愛している
でも私たちは完全無欠の初心者だ
それでももし、私の愛が君の愛なら
私たちは間違いなく上手くいく”

「Absolute Beginners」の一部を抜粋しました。
誰もが初心者。
音楽史に名を残し、有名になったボウイにもはじまりはありました。
それを思い知ると励まされますね。

読み解くポイント

nothing muchnot muchと同義で「たいして(あまり)〜ない」
口語だと、「まさか=certainly not」や 「別に、特にない」とも使えます。

John : How’s everything? Why you look so tired?
Cindy: Nothing much.

ジョン:調子どう?なんでそんな疲れてるの?
シンディ:別に。

absolutely 「絶対的に」「完全に」
口語的には「断然」「まったくそのとおり」「もちろん」、否定的な意味で「全然」という意味です。

Mika:Are you sure we will meet at six?
Eric:Absolutely!

ミカ:6時に待ち合わせでいい?
エリック:もちろん!
ちなみにabsoluteは「絶対的な」「完全無欠の」「確かな」という形容詞と
theをともなって、「絶対的なもの」という名詞で使えます。

次は、Brian Enoとの共同制作「Heroes」から、2カ所紹介します。

一日だけヒーローになれるさ

I, I wish you could swim
Like the dolphins
Like dolphins can swim
Though nothing, nothing will keep us together
We can beat them, forever and ever
Oh, we can be heroes just for one day.

”君が泳げたら良いのに
イルカのように
イルカが泳げるように
けれど何も、私たちを一緒にしておけるものは何もないだろう
私たちはそれらに勝つことができる、永久に
ああ、私たちは一日だけヒーローになれるさ”

I, I will be king.
And you, you will be queen.
Though nothing will drive them away.
We can beat them, just for one day.
We can be heroes, just for one day.

”私は王様になるだろう
そして君は女王になるだろう
彼らを追い払うものは何もないけれども
私たちは勝てる、一日だけなら
私たちはヒーローになれる、一日だけなら”

 

読み解くポイント

この場合のlikeは、「〜のように」というasと同じ使い方ですね。

though「〜だけれども」は日常でも頻繁に使われます。
会話では文末に使うことが多い気がします。

drive away「駆逐する」「車で走り去る」

beatは本来「叩く」「(時計や心臓等の)打つ音、ビート」などの意味がありますが、
口語的には勝つ、winの意味合いで使われることもあります。

最後に、ボウイのラストアルバムとなった「Blackstar」から紹介します。

ギャングスターより、ブラックスター

How many times does an angel fall?
How many people lie instead of talking tall?
He trod on sacred ground, he cried loud into the crowd
(I’m a blackstar, I’m a blackstar, I’m not a gangster)

”何度、天使は堕天するだろう?
何人もの人々がほらを吹く代わりに嘘をつくだろう?
彼は聖なる地を歩いた、彼は群衆に向かって大きく泣き叫んだ
(私はブラックスター、私はブラックスター、私はギャングスターじゃない)”

「Blackstar」の一部です。彼自身のことを歌っているようですね。

読み解くポイント

instead of~「〜の代わりに」「〜しないで」は日常会話でもよく使われます。
I took a train instead of a taxi.
タクシーの代わりに電車に乗った。

talking tall は「ほらを吹く」という意味のフレーズですね。
身長を聞かれて本当の身長よりも高く話すイメージでしょうか。

失うものなど何も残っていない

Look up here, I’m in heaven
I’ve got scars that can’t be seen
I’ve got drama, can’t be stolen
Everybody knows me now
Look up here, man, I’m in danger
I’ve got nothing left to lose
I’m so high it makes my brain whirl
Dropped my cell phone down below

Ain’t that just like me

”空を見上げて、私は天国にいる
見えない傷をたくさん負った
人に奪われることのないドラマを得た
今は誰もが私のことを知っている
ねえ、空を見上げて、私は危ないんだ
失うものがなにも残っていない
とてもいい気分で、私の頭をぐるぐる回す
携帯電話を下に落とした

私はちっとも私らしくない”

「Lazarus」の一節です。
この部分はとくに、彼が自分自身のことを歌っているようで
読むと泣けてきます。
試行錯誤し、常に変わりつづけて新しいものを人々に届けていた
ボウイだからこその言い回しですね。

david last copy

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いかがでしたか?
彼の残した言葉たちはこれからも、今を生きる私たちを勇気づけ、
刺激し続けますね。

That’s all for today.
Thank you so much for reading!
Take care of yourself and see you soon. Ciao!

※All illustrations from here.

 

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Amy

Amy

英語が全く話せない日本人の両親の元に生まれたものの、幼少期より英語に
強い興味を持ち、ほぼ独学でバイリンガルになりました。
そのせいなのか良くも悪くも、あまり「日本人」に見られないので、意識としては「アジア人(一応ジャパニーズ)」。

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