1. TOP
  2. トレンド・ニュース
  3. イギリスのクリスマスに関する意外と知らないトリビアクイズ11問

イギリスのクリスマスに関する意外と知らないトリビアクイズ11問

 2015/12/08 トレンド・ニュース
この記事は約 10 分で読めます。 7,442 Views

早いもので今年もクリスマスの時期が近づいて参りました。私を含め今この記事をご覧の方の半数以上は、ぶっちゃけ救世主の降誕とはなんら関係のない仏教徒なのではと推察しますが、例えキリスト教徒でなくともやはりクリスマスの持つ独特の暖かさは私達を幸せにしてくれますよね。

今日はイギリスのクリスマスにまつわる様々なトリビアをクイズ形式でご紹介してみたいと思います。

クリスマストリビアクイズ

第1問

現代のクリスマスでイエス・キリスト以上の存在感を放っているのは、なんと言ってもサンタクロース。国によって設定はいろいろと異なりますが、イギリスではそもそも別の名前で呼ばれていることが多いです。さて、その名前とは一体何でしょう?

A, Father Christmas
B, Christmas Man
C, Grandfather Frost

 

 

 

答え:A, Father Christmas

サンタクロース伝説の元になったのは、聖ニコラスというトルコの聖人。それをアメリカに渡ったオランダ人達が“Sinterklaas”(オランダ語で聖ニコラス)の名で広めた際にちょっと訛り、“Santa Claus”として定着したというのが定説です。
一方欧州ではどちらかと言うと“Father Christmas”呼びの国の方が多く、イギリスもその一つ。ちなみにBの“Christmas Man”はドイツ(ドイツ語では“Weihnachtsmann”)、Cの“Grandfather Frost”はロシア(ロシア語ではДед Моро́з)での呼び方です。

 

DSCN2334

 

第2問

サンタクロースの乗り物と言えば、もちろんトナカイ。日本のサンタのソリは一頭立てもしくは二頭立てが主流ですが、これは日本オリジナルの設定で世界的に見ると実は珍しい方です。ではイギリスのサンタさんは一体何頭のトナカイを連れているのでしょうか?

A、20頭
B、10~12頭
C、8~9頭

 

 

 

答え:C、 8~9頭

1822年にニューヨーク在住の神学者が書いた物語の中でトナカイの頭数は8頭と描写され、それが世界的に広まったのが始まりだそう。
8頭の名前はそれぞれDasher, Dancer, Prancer, Vixen, Comet, Cupid, Donner, Blitzenですが『真っ赤なお鼻のトナカイさん』(原題:Rudolph the Red-Nosed Reindeer(赤鼻トナカイのルドルフ))を含めて全部で9頭だと言う人もいるようです。

 

9 reindeer & sleigh cookies

 

第3問

サンタクロースと言えば雪のような白髭に真っ赤な衣装がお決まりですが、実はイギリスのサンタクロースはもともと全く違う姿だったことをご存知ですか?現代では絶滅危惧種になってしまったイギリス式サンタさん、果たしてその姿はどのようなものだったのでしょうか?

A、ヤギのコスチュームを着た老人
B、黒いショールをまとい、箒で空を飛ぶ魔女
C、緑のローブを着た大男

 

 

 

答え:C、緑のローブを着た大男

驚くなかれ、イギリスでは伝統的にサンタクロースのイメージカラーは緑。それも単に現代サンタの色違いだった訳ではなく、お祭り好きなごっつい大男だったそうです。
残念ながらこのイギリス式サンタクロースは時代の流れと共に忘れ去られてしまい、今ではほとんどお目にかかることは出来ませんが、もし街で見かけても「すみません、着る色を間違えてますよ」などと指摘したりしないように。
ちなみにAはフィンランド、Bはイタリアのサンタさんです。

 

maxresdefault

 

第4問

日本と同じく、イギリスでもクリスマス前にサンタさん宛に手紙を書く習慣があります。現代ではe-mailで済ませることも多いようですが(サンタさんがスマフォでプレゼントリストを管理しているのを想像すると大変シュールですね)もともとはある伝統的な方法で欲しい物を伝えるのが一般的でした。では、果たしてそれはどんな方法だったのでしょうか?

A、暖炉に手紙を投げ込む
B、自分の靴下の中に手紙とお菓子を一緒に入れておく
C、郵便屋さんが来た時に手紙を言付ける

 

 

 

答え:A、暖炉に手紙を投げ込む

投げ込んだ手紙が灰となって空に舞い上がり、サンタクロースの元へ届くのだとか。ゆえに英国のサンタさんは「煙を読む」という謎のスキルを持っているそうです。

 

fireplace-558985_1920

 

第5問

クリスマスの植物として有名なポインセチア。キリスト降誕劇に登場するベツレヘムの星に形が似ていることと、キリストの血の色をしていることからクリスマスの植物となり、今やイギリスのクリスマスの風景の中でもポインセチアは絶対に欠かせません。
ところでこのポインセチア、実はもともとヨーロッパにはない植物なのですが、果たして原産国はどこでしょうか?

A、モンゴル
B、メキシコ
C、アラスカ

 

 

 

答え:B、メキシコ

メキシコ公使であったアメリカ人ポインセット氏が荒野で発見した植物に名前を付けて母国アメリカに持ち帰ったのが始まり。ここからアメリカと欧州に広まり、クリスマスのシンボルとなったそうです。

 

poinsettia-795608_1920

 



第6問

皆さんは子供の頃サンタさんにクッキーなどを用意していましたか?イギリスでは24日の夜、サンタクロースとトナカイへのお礼にあるものを置いておくことが伝統になっています。それはニンジン、シェリー酒とあともう一つは何でしょうか?

A、芽キャベツ
B、ミンスパイ
C、七面鳥

 

 

 

答え:B、ミンスパイ

ミンスパイとはドライフルーツを詰めたイギリスのクリスマス菓子。ミンス(ミンチ)とは本来「ひき肉」のことなのですが、メロンパンにメロンが入っていないように、ミンスパイにも何故かミンスは入っていません。ちなみに芽キャベツと七面鳥はイギリスのクリスマスディナーの定番メニューです。

 

british-72855_1280

 

第7問

イギリスにはクリスマスにまつわる法律がいくつかあります。多くは法改正の中で淘汰されて行きましたが、イギリスに実在した以下の法律の中で現代においても撤廃されていない法律はどれでしょう?

A、全ての英国民は必ずクリスマス礼拝に参加しなければならない
B、クリスマス当日にミンスパイを食べてはならない
C、クリスマス当日に大騒ぎをしてはならない

 

 

 

答え:A、全ての英国民は必ずクリスマス礼拝に参加しなければならない

統計によれば毎年英国民の87%が違反しているこの法律、もはや機能していないにも程がある気がしますが、幸いにも罰則などはないとのこと。
ちなみにこの法律には「礼拝には徒歩で向かわねばならない」という続きがあるのですが、これは宗教的な理由よりも、むしろ「渋滞するし駐車場も足りないから車で来るのはやめてね」という教会側の極めて現実的な訴えであるようです。

 

DSCN7489

 

第8問

日本でお正月に年賀状を送るのと同じく、イギリスではクリスマスにカードを送る習慣があります。さて、では2015年の統計で平均的イギリス家庭がカード代(カード本体+切手)として費やした金額はいくらでしょう?

A、81ポンド(1万4980円)
B、17ポンド(3210円)
C、41ポンド(7630円)

 

 

 

答え:C、41ポンド(7630円)

多くの欧州の国ではメールでカードを送るのが主流となりつつあるようですが、イギリスでは未だに紙のカード支持派が圧倒的多数。ちなみにイギリスでは貰ったカードを飾る習慣があり、専用のカードホルダーも売っています。

 

christmas-card-holder-abikgfom

 

第9問

ヨーロッパのクリスマスと言えば、輝くイルミネーションと深く積もった雪のイメージ。実際クリスマスカードなどを見ると必ずと言って良いほどに雪が描かれていますが、さて実際ここ100年の間にロンドンでホワイトクリスマスが観測されたのは一体何回でしょうか?

A、19回
B、2回
C、31回

 

 

 

答え:B、2回

クリスマス=雪というイメージとは裏腹に、ここ1世紀でホワイトクリスマスが観測されたのはなんと1938年と1976年のたった二回だけ。残念ながらロンドンで素敵なホワイトクリスマスを過ごすには、相当の強運が必要なようです。

 

winter-966726_1920

 

第10問

日本のクリスマスパーティではサンタの帽子をかぶっている人をちらほら見かけます。イギリスでも見かけるには見かけるのですが、どちらかと言えばサンタ帽よりも「あるもの」を頭に乗せる方が極めて一般的。さて、そのあるものとは一体なんでしょうか?

A、王冠
B、シルクハット
C、天使の輪っか

 

 

 

答え:A、王冠

王冠と言ってもクリスマス用の薄い紙製のもの。大抵の場合はクリスマスクラッカー(中に玩具が入った大き目のクラッカー)の中から出て来ますので、わざわざ気合を入れて用意しなくても大丈夫ですよ!

 

christmas 114

 

第11問

日本と同じくイギリスでもベッドの近くに靴下(英語ではstocking)を飾る習慣があります。これはあるクリスマスの伝説に由来するものだと言われていますが、ではそれは一体どんなものでしょうか?

A、ある冬の日に聖ニコラスが裸足で歩いているのを目撃した農夫が自分の靴下を差出し、それに感銘を受けた聖ニコラスが彼に幸運を授けた、という伝説。
B、ある貧乏な男の話を聞いた聖ニコラスが、男の家の煙突からお金を投げ込み、それがたまたま暖炉に干してあった靴下の中に入った、という伝説。
C、とある家なき子がモミの木の下で眠っているのを見た聖ニコラスが、靴下に食べ物を詰めてそっとそばに置いた、という伝説。

 

 

 

答え:B、ある貧乏な男の話を聞いた聖ニコラスが、男の家の煙突からお金を投げ込み、それがたまたま暖炉で干してあった靴下の中に入った、という伝説。

「サンタクロースは煙突から入ってくる」という話も、元を辿ればこの伝説から来たようです。それにしても聖ニコラスはなぜわざわざ煙突からお金を放り込んだのでしょうね・・・。
christmas-518587_1920
 

[blogcard url=”http://eigo-tatsujin.net/method/14457/”]

[blogcard url=”http://eigo-tatsujin.net/mail/14229/”]

[blogcard url=”http://eigo-tatsujin.net/phrase/14119/”]

 

イギリスのクリスマスにまつわる11のトリビアをお届けしましたが、いかがでしたか?

今ではすっかり日本人の生活にも溶け込んだクリスマスですが、せっかく外国の行事を日常に取り入れるからには、表面的な部分だけを真似るのではなく、ぜひその背景や真の意味も知っておきたいところ。今年のクリスマスにはいつもよりもう少しだけ、この歴史と重みある行事について考えてもらえたらなと思います。

\ SNSでシェアしよう! /

英語の達人の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

英語の達人の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

Mon

Mon

スコットランドの片田舎在住の”旅人”。現在はホテル勤務。
子供の頃読んだハリー・ポッターの影響で外国に強い関心を持ち始め、
数年間京都の観光業界で働きながら英語を学んだ後、2014年に渡英。
特にヨーロッパの歴史、食文化、音楽、言語に興味を持つ。
イギリス国内だけでなく、世界中を旅するのが趣味で、今までに訪問した国の数は20ヶ国以上。
ちなみに一番好きな国はポーランド。

この人が書いた記事  記事一覧

  • ネイティブと会話する時覚えておきたい2、3単語英会話集【イギリス編】

  • にわか雨は英語で?イギリスでは50種類以上もある雨の英語表現

  • 卒業シーズン到来!ちょっと個性的な卒業メッセージ厳選22選

  • あなたはいくつ正解できる?意外と知らない英語のことわざクイズ13連発

関連記事

  • 英語を第二言語として話す各国の発音ウィークポイント厳選5つ

  • 【話題のポケモンGO】ポケモンの英語名が斜め上すぎて話題に…

  • 石原さとみ主演の月9ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん」第5話で英語のお勉強♪

  • 英語が話せるイケメン【向井理】の俳優業にたどり着くまでの意外な経歴

  • 12月のイベント『クリスマス』の英語表記とお洒落に筆記体で書くには?

  • 【通訳案内士】2020年東京オリンピックまでに取得しておきたい英語国家資格