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ハリーポッターから学ぶ日本人が意外と知らない英語頻出表現5つ

 2015/10/29 リアル英会話
この記事は約 11 分で読めます。 6,404 Views

近年『英語圏への留学』と言うフレーズをよく耳にするようになりました。英語を話せるようになりたいから、異国の文化を学びたいから、その国でしか出来ない経験をしたいから、エトセトラエトセトラ。理由はどうあれ、留学しようと思い立ったからにはもはや一分一秒も無駄に出来ません。

私自身が英国への移住を決めた時にまずしたのは、TS○TAYAで片っ端からイギリス映画のDVDを借りてくることと、我が心のバイブル、ハリー・ポッターシリーズを読み返すこと。

そうして分からない表現や単語をコツコツ調べていくうち、英語の教科書には出て来なかったけれど(まぁ私が授業中寝ていただけと言う可能性も否定しませんが)実際の英会話にはものすごい頻度で出てくる表現がいくつもある、ということに気付きました。

そんな訳で今日は、私が実体験から発見した「日本人が意外と知らない頻出表現」を、ハリー・ポッターから引用した例文も交えてご紹介いたします。

have got~(~を持っている)

HAVE

日本語の「~を持っている」に相当する単語の一つにhave”があります。“I have a pen.”と言えば誰もが中学1年生で習ったお約束フレーズでしょう。

もちろんこれはこれで文法的に何の罪もない、100%正しい表現。しかし実は英語には、これとほぼ同様の意味で違う言い方があるのをご存知ですか?

それが “I have got a pen. / I’ve got a pen.”

I have a pen.”より“I’ve got a pen.”の方がやや口語的だと言われますが、基本的にはどんなシチュエーションでも使えるため、ネイティブスピーカーが日常使いする表現の一つです。

‘We could all do with a few laughs. I’ve got a feeling we’re going to need them more than usual before long.’

(僕たちみんな、ちょっとの笑いが必要なんだよ。すぐに笑いが普段以上に必要になる、僕にはそんな気がしてるんだ。)


↑I’ve got a feeling~は「~な予感を持つ、~な気がする」という意味です。

‘You haven’t got a letter on yours,’ George observed. ‘I suppose she thinks you don’t forget your name. But we’re not stupid — we know we’re called Gred and Forge.’

(「そっちのセーターにはイニシャルの文字がないな。」ジョージがわざわざ指摘した。「ママはお前なら自分の名前を忘れたりしないって思ってるんだろうな。でも俺たちだって馬鹿じゃないぞ。自分たちがグレッドとフォージだってことくらい覚えてるさ。」)


↑“have got”の否定形は“have not got”、短縮形では“haven’t got”

‘Of course I want to leave the Dursleys! Have you got a house? When can I move in?’

(そりゃダーズリー達から離れたいよ!家はあるの?僕はいつ引越せる?)


↑疑問形は“Have you got~?”。こちらもよく訊くフレーズです。

‘Godfather? You haven’t got a godfather!’ ‘Yes, I have.’

(「名付け親?お前に名付け親なんかいないだろう!」「いるんだよ。」)


have got~の文章に対しては、“Yes, I do.”ではなく“Yes, I have.”で答えるのが正式。ただしこれは少々重々しい響きに聞こえるようです。

be ing ((近い未来に)~するんだ)

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私の学生時代(そして恐らく今も)、教科書にはいわゆる未来形の作り方が大きく分けて2種類載っていました。一つはwill”、もうひとつはbe going to”。ところがどっこい、実はこの二つ以外にも頻出の言い方があるのをご存じでしょうか。

それは“be ing”、つまり現在進行形。

不思議なことに英語では、“もう確定している直近の未来の予定”の話をする際には現在進行形を使う、という謎の規則があります。時制に疎い日本人の私達にしてみれば「いい加減にしてください」と泣きたくなるルールですが、とりあえず知っておくだけでも「え?なんで明日の予定を現在進行形で話してるの?今の話なの?何なの?」とパニックになるのは回避できるでしょう。

‘How‘re we getting to King’s Cross tomorrow, Dad?’
‘The Ministry‘s providing a couple of cars.’

(「父さん、明日僕たちははどうやってキングスクロス駅まで行く予定?」「魔法省が数台車を出してくれる。」)

‘From now on, I don’t care if my tea leaves spell, ‘Die, Ron, die,’ I’m chucking them in the bin where they belong.’

(「今この瞬間から、茶葉の形が「死ね、ロン」になってようが知ったこっちゃない。茶葉のあるべき場所に、ゴミ箱に投げ捨ててやる。」)

‘I’ll tell you what it means. It means the Ministry is interfering at Hogwarts.’

(「どういう意味か教えてあげる。今後は魔法省がホグワーツに干渉してくるってことよ。」)




though. (~だけど)

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日本語と言えば、妙な余韻を残して文章を締めくくるのが大好きな言語。その表現のひとつに「~だけど。」がありますが、実は英語でもこれに結構そっくりな言い方があるのをご存知でしたか?

それが“though”を使った言いかた。

100%とはいきませんが日本語の「~だけど。」にそこそこ対応できる部分があり、使いこなせるとこれまで言えなかった微妙なニュアンスが結構スムーズに言える便利ワードです。

‘I don’t know,’ said Harry quietly. ‘I think Hermione does, though, why don’t you try asking her?’

(「分かりません」ハリーは静かに言った。「ハーマイオニーは分かってると思いますけど。彼女に質問してみたらどうですか?」)

‘Probably full of Nargles, though.‘  ‘What are Nargles?’  ‘No idea.’

(「多分ナーグルだらけだけど。」「ナーグルって?」「知らない。」)

‘He’s a convicted murderer, but he’s broken out of wizard prison and he’s on the run. He likes to keep in touch with me, though.

(彼は有罪判決を受けた殺人者なんだけど、魔法使いの牢を脱獄して逃走中だよ。僕とは連絡を取ってたいみたいだけど。)

have got to~(~しなきゃいけない)

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学校で習う「~しなければいけない」の表現にはいろいろありますが、不思議なことにほとんど登場しないのがこのhave got to~”。意味はほぼhave to~”と一緒で、“have got to~”の方がやや口語的な響きです。一語多い方が口語的というのは不思議ですね。

I’ve got to keep him up here because he annoys Errol and Hermes.’

(「こいつはここに置いとかなきゃいけないんだ。エロールやヘルメスをイライラさせるから。」)

Your sons flew that car to Harry’s house and back last night! … What have you got to say about that, eh?

(「あなたの息子達は、昨夜ハリーの家まで例の車を飛ばして戻って来たんですよ!さぁ、この件に関して何を言わなきゃいけないの?」)

One of us has got to keep an eye on Snape — wait outside the staff room and follow him if he leaves it. Hermione, you’d better do that.’

(「誰か一人がスネイプを見張ってなきゃ。職員室の外で待ち伏せて、スネイプが部屋を離れたら後を付けるんだ。ハーマイオニー、君が適任だよ。」)


↑主語が三人称単数(“私”と“あなた”以外の誰か)の場合、“have”はいつも通り“has”に進化します。

you know, (~だろ、~よね、ほら、等々)

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映画を1本見たら、確実に20回は聞くはめになるのがこのyou know”。少々日本語に訳しにくい感があるせいか、日本人はあまり使いたがらない表現ですが、使いこなせれば非常に便利そうではあります。

意味は「~じゃん」「~よね」「~だろ?」「ほら、」などなど。場合によっては単につなぎの言葉で特に意味はないこともあり、なかなか曲者ですが、実際の例文で雰囲気を掴んでみましょう。

‘It’s obvious,’ said Ron. ‘You can pretend to be waiting for Professor Flitwick, you know.

(「そんなのはっきりしてるさ。」ロンが言った。「君ならフリットウィック教授を待ってるふりが出来るだろ?」)

‘So then I thought, I’d like you to have something to remember me by, you know, if you ever meet some veela when you’re off doing whatever you’re doing.’

(「だから思ったの。私のことを思い出せるように何か持っててほしいなって。ほら、もしハリーが今やってることをするために離れてる間、ヴィーラに会ったりするなら・・・」)

‘It doesn’t mean defeating death in the way the Death Eaters mean it, Harry,’ said Hermione, her voice gentle. ‘It means… you know… living beyond death. Living after death.’

(「死喰い人が言うような意味で“死を克服する”ってことを言ってるんじゃないのよ、ハリー。」ハーマイオニーが優しく言った。「つまりね・・・何て言うか・・・死を越えて生きるってこと。死んだ後に生きるのよ。」)

You know, I’m surprised that the Daily Prophet hasn’t done a report on all these attacks.’

(「分かるだろ、僕は日刊預言者新聞が一連の事件を未だに記事にしてないことに驚いているんだ。」)

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日本人が意外と知らない頻出表現、いかがでしたか?どれもこれも、英語圏に暮らせば一日一回は聞くような表現ばかり。これを機会に、ぜひ脳内のメモリーにインプットしておいてくださいね。ではでは。

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引用文献

J.K.Rowling, Harry Potter and the Philosopher’s Stone, Bloomsbury Publishing PLC, 1998
J.K.Rowling, Harry Potter and the Chamber of Secrets, Scholastic Paperbacks, 1999
J.K.Rowling, Harry Potter and the Prisoner of Azkaban, Bloomsbury Publishing PLC, 1999
J.K.Rowling, Harry Potter and the Goblet of Fire, Bloomsbury Publishing PLC,
2000
J.K.Rowling, Harry Potter and the Order of the Phoenix, Bloomsbury Publishing PLC, 2003

J.K.Rowling, Harry Potter and the Half-Blood Prince, Bloomsbury Publishing PLC, 2005
J.K.Rowling, Harry Potter and the Deathly Hallows, Scholastic Paperbacks, 2007

 

 

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Mon

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スコットランドの片田舎在住の”旅人”。現在はホテル勤務。
子供の頃読んだハリー・ポッターの影響で外国に強い関心を持ち始め、
数年間京都の観光業界で働きながら英語を学んだ後、2014年に渡英。
特にヨーロッパの歴史、食文化、音楽、言語に興味を持つ。
イギリス国内だけでなく、世界中を旅するのが趣味で、今までに訪問した国の数は20ヶ国以上。
ちなみに一番好きな国はポーランド。

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