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【外資系志望者必読!】英語力を生かした転職活動の具体的なステップと全貌

 2015/04/24 英語学習法
この記事は約 13 分で読めます。 1,291 Views

「外資系企業へ転職するぞ!」と決心したら、どこから手を付けますか?

外資系企業への転職を希望する人、また興味がある人はまず前編の記事を御覧ください↓

英語を生かして外資系企業へ就職を希望する人が必ず読むべき3つのハードル

まずは・・・
求人広告のチェック?
それとも、転職エージェント選び?
働きながらの転職活動は時間の制約もあって、意外と大変。
だから、できるだけ効果的に活動したいですよね?

そこで、今回は外資系企業への転職流れと、
効果的に転職活動するための小さな7つのポイントをご案内します。

序章: 転職の流れ

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さて、外資系企業と言っても、転職の流れに特別なことはありません。
日系企業に転職する場合と、基本的に変わることはないでしょう。
ただし、転職活動の各段階で、外資系企業ならでは、
という行程もないわけではないので、ここで簡単に転職の流れを説明しておきましょう。

準備 英文レジメの準備 まず、今までの職歴をおさらいして、ざっとレジメを作成してみましょう。
自分のMarket Value(市場価値)を知るいいチャンスです。
企業リサーチ、ターゲットの絞り込み 興味のある企業のホームページは必ずチェック。
日本語サイトはもちろん、できれば、英語のサイトもチェックしておきましょう。
また、転職サイトなども活用し、自分に合った企業を絞り込みましょう。
英文レジメ、Cover Letterの作成 ここで、改めて英文レジメを完成させます。レジメの内容を変更する必要はありません。応募するポジションの職務に合わせて微調整をします。
活動 応募 通常、外資への転職は、転職エージェント
(またはHead Hunter)を通して行うことが多いですね。
(ただし、強力なコネがあれば、使わない手はありません。)
また、企業の中途採用のサイトに募集広告が出ていることもよくあります。ただ、そのようなサイトからの応募は、企業によっては、後回しになってしまうこともあるらしいです。

(実は、ずいぶん前に、筆者も試しにある外資系金融機関の採用サイトから応募したことがあります。
しかし、その返事がきたのは、なんと1年後。筆者のレジメはどこに寄り道していたのやら…。)

なお、自分で企業に直接応募する場合、必ず英文カバーレターが必要です。E-mailで応募する場合も同様です。
Interview (面接) 企業によっては10名以上の方とインタビューすることがあります。また、職務によっては、海外本部や支部のビジネスラインの責任者とのビデオ面接もあります。
健康診断 ここまでくれば、一息つけますね。特に活動中はご自愛を。
Offer Letter
(雇用契約書)
条件交渉
この段階で、Offer LetterとJob Description(職務記述書)の提示を受け、最終的な雇用条件の確認をします。双方の合意があれば、いよいよ雇用契約の成立です。
入社 Probation Period
(試用期間)
おめでとうございます!転職成功です。
でも、まだ安心はできません。

多くの外資系企業は3~6ヶ月程度の使用期間を設けています。
いわば、仮免許ですね。その間に契約解除となることは稀ですが、そのような目にあった人がいないわけではありません。
正式採用 正式採用の通知を受け取り、やっと、転職活動が終了します。お疲れ様でした。
転職活動中にお世話になった方々への感謝を忘れずに、新たな一歩を踏み出してください!

 

さあ、転職活動!・・・その前に、まず、やっておくこと?

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思い立ったが吉日! さっそく転職活動を開始したいところですよね。
では、英文レジメを書き始めますか?
いえ、ちょっと待ってください。その前に、やっておかなければならないことがあります。

Task Inventory (担当業務の棚卸) ➡ 自分を知る

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まずは、自身の「Task Inventory」(担当業務の棚卸)です。
「Task Inventory」とは、厳密には一つの任務を遂行するための課題や作業の一覧を作ることで、
その一覧は、業務行程の改善や人事管理などに利用されます。
転職活動では、自分のために「Task Inventory」を活用します。
自分の担当業務と実績の洗い出しをして下さい。
これは、今まで就いたポジションごとに行います。
新入社員の頃から担当してきたどんな小さな仕事も、できるだけ書き出してみてください。

そして、

    • ・おおよその自分の「Market Value」(市場価値)
      の認識および価値向上のための対策の策定
    • ・自分の強みや弱点の確認および今後のキャリア設計
    • ・現職の「Work Manual」(業務マニュアル・引き継ぎ書)の作成

 

を行います。では、いの一番に「Task Inventory」を作成するのはなぜでしょう?
それは、その作業により自分のことをよく理解してから、転職活動に臨むためです。
要するに、「Task Inventory」を使って、自分は、

    • ・どのような業務を担当してきたか
    • ・どのようなことを達成してきたか、またはどのような失敗をしたことがあるか
    • ・どのような得意分野、弱点、行動傾向があるか

 

などを再認識するのです。
ちなみに、これらは、面接で質問される頻度の高い項目でもあります。
じっくり考えてくださいね。そして、この段階の最後に行うべきことがもう一つ。
「Task Inventory」と「Work Manual」を見て、もう一度、自分に問いかけることです。

    • ・転職したい理由は何か?
    • ・本当にやりたいことは何か?
    • ・この時点で転職が最良の選択か?
    • ・外資系企業でなければ、やりたいことができないか?

 

もし、答えに詰まるようであれば、転職にはまだ早いかもしれません。
再度「Task Inventory」を分析し、もう一度自分の仕事観を振り返り、改めてキャリア設計をしましょう。
もし、上記の質問に明確に答えられるようであれば、恐らく、機は熟しているでしょう。
目標達成のため、外資系企業への転職活動を始めましょう!

英文レジメのスタイル選び

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ネットで英文レジメの書き方を調べると、色々なスタイルのレジメが出てきますね。
英文レジメは、自分が担当してきた業務や達成したことなどが、

明確に採用側に通じるものであれば、どのスタイルでも問題ありません。
ただし、過度な装飾がなく、できるだけシンプルで読みやすいレイアウトを選びましょう。
また、必須の記載事項に漏れがないよう、気を付けてくださいね。
ご参考までに、転職エージェントなどのサイトに掲載されているサンプルをいくつかご紹介します。
どこのサイトも、英文レジメを書く際のポイントやよく使う表現なども紹介されているので、
チェックしてみてください。

リクルートエージェント
http://www.r-agent.com/guide/knowhow/resume/english.html
Wordの英文レジメテンプレートがダウンロードできるようになっていて、親切です。
筆者が実際に使っているスタイルとよく似ています。
ちなみに、筆者は米国の大学で習ったスタイルを使用しています。

アデコ
http://tenshoku.adecco.co.jp/knowhow/resume/
こちらもkey wordや作成のポイントなどが記載されています。
また、職種ごとのサンプルが載っているので、英文の参考にもなりそうです。
Wordファイルもダウンロードできます。

マイナビ転職
http://tenshoku.mynavi.jp/global/knowhow/resume
簡潔に英文レジメ作成のポイントが紹介されています。
カバーレターのサンプルまで掲載されているのは親切ですね。

外資系転職サイト キャリアクロス
https://www.careercross.com/207_careercross.html
Wordファイルのダウンロードはありませんが、英文レジメのポイントと職種ごとのサンプルが参考になります。

特に、カバーレターの解説が丁寧です。
筆者は、駆け出しの頃の転職の際に、このサイトのお世話になりました。

英文レジメの下書きと企業調査

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さあ、実際に英文レジメを書いてみましょう。
とは言っても、いきなり英文で書くといっても、なかなか筆が進まないかもしれません。
まずは、日本語でもよいので、英文レジメのスタイルを使って、詳細な職歴を書いてみましょう。
「Task Inventory」や「Work Manual」があるので、それほど手子摺らないのでは?

英文にする際は、先ほど紹介したサイトやビジネス英語の書籍などにもサンプルが記載されているので、
ぜひ、参考にして挑戦してみてください。なお、この時点では、レジメを完成させる必要はありません。
気楽に書いてみましょう。英文レジメの下書きができたら、企業リサーチに移ります。
これは、わざわざご説明するまでもなく、自分の現状とやりたいことに基づき、
転職サイトやエージェントを活用して外資系企業をいくつかピックアップすればよいだけです。

そして、ターゲット企業とその募集しているポジションに合わせて、
英文レジメの下書きを微調整し、完成させます。
ちなみに、レジメをA4サイズの用紙1枚に収めることをお勧めしますが、
異動が多い場合や、転職経験がある場合などは、無理して1枚に収める必要はありません。
ただし、できるだけ2ページを超えないように気を付けてくださいね。ここまでくると、
すでに転職エージェントとコンタクトを取っていることも多いと思います。
その場合は、英文レジメを添削してもらうなど、できる限りプロの力を借りてしまいましょう。





 

いざ、転職活動へ!・・・活動中に気を付けること?

 

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さあ、ターゲット企業も絞り込めました。英文レジメも準備万端。いよいよ本格的な転職活動の開始です。

さあ、応募!
転職エージェントなどを活用している場合は、プロにお任せしていれば、
レジメを提出してくれるので、それほど手間はかかりません。プロのアドバイスを参考に、頑張ってください。
また、外資系企業は「Employee Referral Program」(従業員紹介制度)を設けているところも多くあります。
これは、その企業内で欠員が出た場合、従業員にそのポジションに適任の知人などを紹介してもらう制度です。
希望の外資系企業に先輩や友人が勤めている場合は、一言声をかけておくとよいかもしれませんね。

 

カバーレターを書こう!

さて、新聞などの募集広告や企業のホームページを見て、自分で応募することもありますよね。
その場合は、レジメの提出手段が郵送、E-mailに関わらず、カバーレターは必須です。
また、企業サイトの採用ページからの応募でも、たいていの場合、カバーレターを要求されます。カバーレターは、

  • ・自分がどのような人物であるか(経験、資質、特技、弱点、その克服法、など)
  • ・募集しているポジションに、いかに自分が適しているか
  • ・どれほど自分がそのポジションに就きたいと思っているか

を、上手に採用側に伝える重要なアイテムです。これを、英語で書かなければならないわけですから、
厄介ですね。しかし、大作である必要はありません。
ポイントを押さえてあり、そのうえで熱意が伝わればよいのです。
カバーレターの書き方が掲載されているサイトもたくさんあります。
それらを参考にして、チャレンジしてみてください。
もし、面接まで進んでも、英語の面接に自信がない人は、少々リスキーではありますが、
カバーレターで自分の英語がどの程度なのかを伝えておくことも一案です。
ただし、「英語が苦手」と取られるような書き方は逆効果。
これからの可能性を感じさせる前向きな書き方にしましょう。

 

書類選考に通ったら、いざ面接へ!

 

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外資系企業に限らず、採用面接は多少なりとも緊張しますよね。
ましてや、英語で面接などとなったら、緊張も倍増でしょうか?面接の回数は、
一概には言えませんが、筆者の経験では、採用までに少なくて3名、
多くて7名の方にお会いしたことがあります。
職務上、英語の面接が必須でしたが、応募するポジションによっては、英語の面接がない場合もあります。
面接のポイントは様々な転職サイトで解説されていますよね。
重複するので、ここでは省きますが、面接に向かう前に、「Task Inventory」、
「Work Manual」、そしてレジメを十分に読み返すと、
自分が経験してきたことに自信が持て、意外と緊張が和らぐものです。試してみてください。

おめでとう、採用です!
すべてが順調に進めば、採用です!ここまでくればホッと一息ですね。
外資系企業では、採用の際に「Offer Letter」(雇用契約書)と「Job Description」(職務記述書)の提示を受けます。
「Offer Letter」には雇用条件が書かれています。署名する際に、
お互いにその内容を確認し、双方ともに合意したら、契約成立です。
なお、例えば、報酬額などに不服などがある場合は、条件交渉もできます。
実際には、報酬額に関しては面接の際に話し合う機会があり、「Offer Letter」作成前に確認することが多いので、
「Offer Letter」を受け取ったら、通常はスムーズに契約成立に至ります。
ちなみに、これに前後して健康診断もありますが、健康体であれば、ここでつまずくことはないでしょう。
普段から、健康には気を付けてくださいね。

終章: 目標に向かって、新たなる挑戦!
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こうして、やっと入社が決まります。と言っても、気を抜くのは早すぎですよ。
入社後は、たいてい3~6か月の「Probation Period」(試用期間)があり、
その間に採用側が期待するレベルに到達できなければ、契約解除もあり得るのです。
そういう点ではシビアな世界ですね。さらに、使用期間を無事に終えても、
やはり、気が抜けないのです。外資系企業の多くは、上司と一対一で話し合いながら、
毎年1~2回の「Appraisal」(人事考課)を行います。
「Appraisal」とは、事前に上司の承認を得た自分の1年間の目標に基づき、
自分のパフォーマンスについて評価を受ける制度です。
その評価によっては、自分の席がなくなることもあるかもしれません。
もちろん、不当な評価には異議を申し立てる機会もありますが、そのようなトラブルを避けるためにも、
「Probation Period」終了後も、気を抜かないように気を付けてください。
そして、プロ意識を高く持ち、新たなステージで活躍してくださいね。

 

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まとめ

 

いかがでしたか?
今回は、外資系企業への転職活動の流れに沿って7つのポイントをお伝えしました。

  • 自分を知る! … 「Task Inventory」と「Work Manual」からキャリア設計へ
  • 英文レジメのスタイルを決める … シンプルかつ読みやすいレイアウト
  • 英文レジメを下書きする … 「Task Inventory」を基に作成 2ページ以内
  • 応募にあたり … 転職エージェントの活用と「Employee Referral Program」
  • カバーレターを書く … 自己紹介、資質、適正、熱意、弱点と克服
  • 面接に進む … 復習(自分、企業・ポジションについて)から面接へ
  • 採用決定! … 「Offer Letter」、「Probation Period」 → 正式採用

外資系企業はシビアな面もありますが、その分、自分のキャリアアップにもなります。
「自分のキャリア設計には外資系企業が欠かせない!」
と確信したのなら、ぜひ、転職成功を目指してがんばってください。
ブレずに覚悟を持って臨める人は強いです。きっと外資系企業でも喜ばれる存在になれることでしょう!

 

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Fuzuki

Fuzuki

米国の大学にて言語学を専攻。卒業研究のテーマは、校内ESLクラスのTeaching Assistantの経験を基にしたSecond Language Acquisitionと日⇔英翻訳を選択。実際にとある日本映画の台本を翻訳し、好評を得る。卒業後は帰国し、外資系金融機関の研修部門、コンプライアンス部門などでの勤務を経て、現在は学生時代からの夢に向けて奮闘中。

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