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英語が通じないのは“schwa”のせい?-あいまい母音の攻略法

 2016/02/11 英語学習法
この記事は約 6 分で読めます。 1,421 Views

皆さんこんにちは、イングリッシュブートキャンプのYumiです。
今日はですね、日本人が苦手な『schwa』の話をしたいと思います。

日本人が苦手なschwa(シュワ)、ローマ字の呪い

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『schwa(シュワ)』って何だ?って話なんですが、これ日本語ではあいまい母音っていう言い方をしています。

あいまい母音ってね、ちょっとなんか語弊はあるんですけども、そう言った方がピンと来るっていう方も多いので、一応ここではあいまい母音っていう言い方を使いますね。

『schwa(シュワ)』って言っても知らない人もいるので。

あいまい母音っていう名前の通り、私たちの耳には何となくあいまいに聞こえる母音のことをあいまい母音と言います。

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何であいまいかっていうことなんですが、日本語って母音が5つしかないんですね。

基本的に『アイウエオ』の5つしかないです。

もちろん、ちょっと微妙な母音っていうのもあるんですよね。

特に方言、日本語って言ってもみんながみんな関東の言葉を話しているわけではないので、方言によって母音の幅っていうのもちょっと違ったりするんですが、表記上一応5つってことになってます。

それに対して英語の母音は20種類以上あるので、軽く4倍以上あるわけですね。

だから、英語がネイティブの人にとっては、細かくこの音とこの音は微妙に違うっていうのを判断して聞き分けている音でも、私たちにしてみると同じ音だったりするわけですよね。

同じ音だなって思っちゃったりするわけですね。

なので、そこがリスニングでつまづく1つのポイントにもなるわけですね。

もう1つ、このあいまい母音っていうのが英語を習得する上でちょっとね、こう、足かせになってます。

日本語の母音ってさっき5種類しかないって言いましたけども、どうしても『アイウエオ』の5つにね、なんとなくカタカナで変換しちゃうんですね。

例えば日本語になってるカタカナの言葉ってたくさんありますよね。

以前にも何度かこのカタカナ英語っていうか、『ローマ字の呪い』っていう風に私は呼んでますけど、についていろいろ話はしてきてるんですが、今日は実はこの単語は同じ母音なんですよって話をしたいと思います。

 



『pilot』と『pirate』

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この2つの単語ですね。

皆さん、この2つの単語知ってますよね。

多分誰でも知ってる単語だと思います。

カタカナにもなってますよね。

じゃあ上は何でしょうね?上、発音してみてください。

発音しました?

じゃあ下も発音してみてください。

どうですか?違い、わかりますか?

まず上の単語ですが、こんな音です。

『pάɪlət』

pάɪlət、これ飛行機の操縦士ですよね。

次は、下の単語にいきますよ。

『pάɪrət』

pάɪrət、海賊です。

『pάɪlət』、『pάɪrət』。

ここで『あっ』って気づいた方は結構耳のいい方です。

『んー?一体なんだろう?』『一体何を意図して今やってるんだろう』って思った方は、カタカナが頭の中で結構支配が強いと思います。

ポイントは母音はどちらも同じってことなんですね。

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上、飛行機の操縦士は『L』ですね。

で、下の海賊は『R』なんですね。

なのでこの2つの単語の違いは、LかRかっていうだけなんです。

あとは、全部同じ。

でも上は『パイロット』みたいに思っていて、下は『パイレーツ』だから『パイレート』みたいに思ってる方が結構多いです。

そういう風に頭の中でカタカナ、ローマ字変換をしてしまうと実際の音が聞き取れないんです。

上はね、『pάɪlət』、『lə』ここがね、あいまい母音なんです。

ちょっと、リとレの間くらいね。

下は『R』で、『pάɪrət』、『rə』です。

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最後の『T』の音は聞こえてこないので、もしカタカナにするんだとすると、これ、どちらも『パイレッ』にならないといけない。

でも上はパイロットで下はパイレーツ(カタカナだと複数になったりしますが)っていう風になってしまうのは、完全にこのスペルに影響を受けてるんですね。

上が『O』なので『オー』になってしまって、下は『A』なので『エー』っていう風に思い込んでしまうんですね。

こういうの、本当にたくさんあるんです。

実際はストレスのない母音は、同じ音(大体同じ音)であることが多いんです。

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『schwa』って呼ばれるあいまい母音(ә)ですね。

この『ә』って音、私たちはスルーしやすいんですね。

発音記号がね、わかりやすいので覚えておいてください。

辞書を引いたときに発音記号見ると、こういう記号があるときは要注意です。

これこれ、これですね。

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この小文字の『e』を逆転させたみたいな発音記号ですね。

これはあいまい母音『schwa』ですよっていうことなので、なんかちょっと『エ』でも『ア』でも『ウ』でもないような、日本語のどの母音にも中途半端にあてはめられないような音だと認識しましょう。

このあいまい母音は日本人が苦手な音なので、ちょっと頭の片隅に置いておいてください。

 

カタカナ、ローマ字の追い出し方

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その時にそれでも、『なるほどこれはあいまい母音なんだ』と思っても、どうしてもカタカナが抜けない人っていうのはね、結構いると思います。

なのでそういう方は、もうね上からカタカナで書いちゃうんです。

こんな風に。

『パイレッ』っていう風に書いちゃう。

そうするとこれを見ると、この音が頭の中に再生されるので近い音を出すことが出来ます。

こうして頭の中のカタカナ、ローマ字を追い出していきましょう。

 
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今回はこの『操縦士』と『海賊』の例を挙げましたが、また同じようなまぎらわしい単語について今後も取り上げていきたいと思います。

OK!See you next time.Bye-Bye!

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Yumi

Yumi

英語コンサルタント、「English Boot Camp」主宰。
英会話スクール講師や企業トレーナー、フリーの通訳・翻訳を経て洋書出版社に転職。その後独立、日本人に特化した発音矯正塾「English Boot Camp」を立ち上げる。日本人の為に開発した発音教材「脱カタカナ英語マニュアル」を出版。大学時代に1年間アメリカ留学経験あり。


【ブログ】
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